設定の手引き

27 追い越し設定を変更する

27.1 追い越し設定を変更する

ACMS Cloudの追い越し設定を変更する方法を説明します。

27.1.1 通信手順の追い越し設定(障害停止)を変更する

ACMS Cloudでは、通信ユーザーまたは、論理ファイルにて通信手順の追い越し(障害停止)の有無を設定できます。障害停止「あり」とすることで、一度障害が発生すると、次に処理予定のタスクや滞留中のタスク、新規作成予定のタスクは処理を続行せず、停止します。
通信ユーザーの設定では通信ユーザー単位の障害停止有無を選択します。論理ファイルの設定では論理ファイル単位の障害停止有無を選択します。
障害停止「なし」の場合には障害発生時も後続のタスクは継続して実施されます。通信相手先と追い越し設定の有無の取り決めを行った後、障害停止の設定で実現します。
追い越し設定を変更する場合、各手順の障害停止の設定を「する」へ変更します。

なお、連結送信を行う設定では障害停止の設定を障害停止「する」と設定する必要があるため、障害停止「なし」へ変更することはできません。

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