データ連携の流れ

4 本番運用

4.1 送受信状況の照会

4.1.1 通信タスクの照会

 通信タスク画面では通信の処理状況や、通信時間、レコード件数などを確認できます。
[状況]-[タスク]より照会します。
状態欄で各タスクの現在の状態を確認します。

4.1.2 通信ログの照会

 通信ログ画面ではリトライを含む通信ごとの通信情報詳細を参照できます。
通信の処理状況や、通信時間、レコード件数、送受信データサイズなど通信タスクより詳細な通信情報の確認できます。
[状況]-[通信ログ]より照会します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション, チャットまたはテキスト メッセージ

自動的に生成された説明

4.1.3 稼働ログの照会

 ACMS Cloudの稼働状況を確認できます。
通信結果およびアプリケーションの結果も確認可能です。
エラーが発生した場合には、ログレベル「WARNING」、または「CRITICAL」が出力されます。
出力したログの詳細からエラー状況の詳細を確認できます。

[状況]-[ログ]より照会します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

4.2 Web APIクライアントの送受信状況の照会

■フロータスクの照会

 Web APIクライアントに関しては送受信状況の照会を行う際は通信タスクではなくフロータスクとして取り扱うため、フロー状況より状態を確認します 。
[状況]-[フロータスク]より照会します。
状態欄で各タスクの現在の状態を確認します。

4.3 データ変換の照会

 EDIから受信したデータを基幹システムへ連携する際の状況、データを確認します。
 データ変換がある場合は、[状況]-[タスク]から照会します。
 基幹システムや対外通信でデータ変換を行う場合にはフローを利用して変換します。
 フロータスク画面の「フロー名」項目に対象のフロー名を入力して検索します。検索結果から該当する時間の処理を確認し、状態を確認します。
 通信を起点として確認したい場合は、要求元ターゲットのIDに通信ユーザー名、サブIDに論理ファイル名が表示されます。
 また、通信とデータ変換の一連の流れを参照する際は、[状況]-[トップフロー]から参照します。

4.4 うまくいかない、 と思ったら…

4.4.1 エラーの有無を確かめる

 エラーが発生した場合、設定に合わせて通知メールが配信されます。
 また、[状況]-[通信タスク]で、対象タスクの実行状態を確認します。
[状況]-[ログ]で、ログレベル「WARNING」「CRITICAL」が出力されているか、出力されていた場合は詳細を確認してください。
 ログの詳細情報を確認します。
 ログの詳細を確認後、通信相手先にお問い合わせする場合には、4.4.2 何が原因か確かめる 以降を参照してください。情報を収集してからお問い合わせすることで問題の早期解決につながります。

4.4.2 何が原因か確かめる

 出力されたログより事象が発生した対象の通信ユーザー、論理ファイルを確認し、発生事象を確認してください。
 ガイダンスやアクションに従って対処方法を実施してください。
 上記を確認しても事象の原因がわからなかった場合には、原因を確認するためにはログに出力されたエラー情報と詳細画面の情報を確認します。
 [ログ]より確認できた「ログID」でヘルプ画面の「調べる」から「FAQ」を開いて検索します。ログ内容に出力されたエラー情報が一致するかを確認します。
 原因、対処法を確認の上で実施します。

4.4.3 接続相手とのコミュニケーション

 上記4.4.1、4.4.2を参考にし、必要があれば通信相手先へ連絡、確認してください。 両社の取り決めに従い、通信タスクを再実行します。
 ACMS Cloudで再実行する場合には下記マニュアルを参照して行ってください。
 『33 データ送受信ができているかを確認する』33.2 タスクを操作する

4.4.4 ACMS Cloud に問い合わせる

 上記を確認しても、解決しない場合にはヘルプ画面の「カスタマー・サポートへの問い合わせ」にてご連絡ください。
問い合わせ時は、以下の情報をご提供ください。
また、FAQ「トラブル発生時に収集しておくべき情報」(FAQ-000013217)もあわせてご参照ください。 
FAQサイトから上記FAQ番号を検索して参照してください。

・発生時の状況
・実施された確認内容
・相手との調整、試行内容、結果
・事象発生時の日時、ログ

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